<入試基本データ>
◯配点 150点
◯制限時間 50分
◯大問数 2問
◯小問数 21問
◆出典
大問1 ドラ・ド・ヨングの『あらしのあと』
大問2 なだいなだの『心の底をのぞいたら』
◆問題の特徴
法政の問題は文章が長い傾向にあります。
4000~5000字が2題あり、物語文・小説から一つ、論説文から一つという
構成になっています。
また、設問では基本的には選択式ですが、記述式がちらほら見られます。それなりに時間がかかるため、
ゆっくり正確に解く時間はなかなかありません。
また、記述の問題では、筆者の主張を説明させたり、
指示語の内容を説明させたりするオーソドックスな問題が多いです。
長い文章を課される法政の国語は「時間との戦い」ともいえます。
◆記述のコツ
法政は記述問題は「説明」的な要素をが強いです。
しかし、文章の言葉をそのまま真似するのはやってはいけないです。
しかし逆に全く使わないというのもやってはいけません。
筆者の主張も指示語の内容は必ず文章の中に含まれています。
あとはそれを「言い換える」だけでいいのです。
しかし、言い換えるためにも語彙や表現力が必要になってきます。
そのため、もちろん読解能力も必要ですが、文章の表現とは別の表現、
書き方を練習することも大切です。
それができれば記述問題の十分対応できます。
◆「漢字」には気をつける
法政の国語では大問の最後に漢字が出題されます。
法政の漢字の採点は少し厳しいです。
「とめ」「はらい」などがしっかり見られています。
しかし、漢字は問題数が多いです。そのため点数の稼ぎどころです。
また出される漢字の問題自体も基本的な問題がほとんどです。
そのためしっかりと漢字分野は完答できるようにすることが必要です。
◆文法問題の出題
法政の国語では比喩や倒置など文法的な問題が出題されます。
しかし、しっかり文章を読み解いていれば、難しくありません。
確実に正解するようにしましょう。
<ワンポイントアドバイス>
法政は前述したように文章が長いため日頃から
しっかりと読むスピードを意識した練習が必要になります。
また、数は多くはないですが、記述問題もあるので部分点を稼ぐために
余白を埋めるクセをつけていくようにしましょう。
また、法政の見落としがちな特徴がもう一つあります。
それは語句や慣用表現、接続詞を問う問題です。
これらの問題は知識が主に重要になってくるのでしっかりと
読解能力だけでなく、知識を身に付けるようにすることも大切です。
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