模試を受けても、きちんと有効活用しなくては、せっかく受けた意味がありません。
以下のことに気をつけて、自分の学習に活かしましょう。
①合格判定を意識しすぎない
実際の試験では、合否判定が非常に僅差となるため、
模試の判定ではなかなか判断することは難しいです。
模試の結果が1度悪かったから、すぐに志望校を変える、
結果が良かったから油断するなど、
場当たり的な行動は避けましょう。
ただ、志望校合格までに自分がどのくらいの位置にいるか把握することは大切です。
判定の結果を認識したうえで、自分の勉強をい見直しましょう。
②苦手をみつける
模試では今まで、自分が苦手だと思っていたことができていたり、
できると思っていたことができないことがよくあります。
日々勉強を続けていることで、得意・苦手は変化します。
「今」の自分の弱点をきちんと分析し、今後の学習に活かしましょう。
その際、「適性検査ⅠはできたけどⅡはだめだった」という浅い分析ではなく、
「適性検査Ⅱの〇〇の〇〇のような問題が苦手だ」といったように、
細かく分析することで、弱点を着実に消していくことができるのです。
③当日中に復習する
模試を受けただけ、自己採点をしただけでは正直模試を受ける意味は半減してしまいます。
模試で出題された問題をしっかりと吟味して、出来なかった問題を復習することにより、成長が見込めるです。
模試は、模試政策のプロが何年に渡って適性検査を細かく分析し、
「今年はこんな問題がでるのでは」
「こういった典型的な問題は絶対におさえて欲しい」
「新傾向の問題はこのような感じではないか?」
考えに考え抜かれた問題です。
このような問題の中には、受検生にとって非常に大切な情報がたくさん載っています。
自分が解けなかったのであれば、しっかりと復習をし、自分に何が足りないのか、
どうすれば解けるようなるかをじっくりと分析をする時間を作りましょう。
④学習計画を立てる
これまでの受験勉強を進めていけば合格ラインに到達できるのか、
模試の結果をもとに計画を立てましょう。
結果を冷静に分析し、目標と自分の学力を再確認して、その間を結ぶような計画がよいです。
自分が苦手なものをみつけたのであれば、本番までに苦手でなくなるようにしましょう。
模試を受けたことがある人、問題用紙と見ただけの結果が山積みになっていませんか?
4つのポイントをきちんと実行して、模試を有効活用し、
受検に向けて必要な勉強を進めてくださいね!
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