こんにちは。
「子どもが作文を書く時、漢字のミスが気になるのですが、問題集などを買っても勉強が継続しません。どうしたらいいですか?」というご相談を受けました。
漢字の読み書きというのは、国語力の基礎となるものですし、そもそも日本で聞きていく上では欠かせないものです。
入試においては、必ず漢字問題を大問1つ出題する学校もあります。
多くの方が、「子どもに漢字はすらすら書けるようになってほしい」と、悩まれていることと思います。
ただ、テストや受験に出るという理由で、なんの脈絡もなく漢字をひたすら覚えていくという学習はお子さんにとって負担になりますし、漢字が嫌いになってしまう原因にもなっているようです。
今回はご家庭でできる方法で楽しく漢字を学ぶゲームをご紹介します。
漢字しりとり
1人目が最初に二字熟語を考えます。
そして、2人目は最後の漢字から始まる二字熟語を考えます。
これを続けていきます。
最後に読み方で「ん」で終わっても、漢字でつなげられるので大丈夫です。
答えが浮かばなかったり、漢字がわからなかった場合は、辞書で調べて一度熟語を書いてみて終わりにします。
(例)
「熟語」→「語感」→「感覚」→「覚悟」
「悟」という漢字がわからなかったら、辞書で調べて一度書いてみて終了。
読み方が異なっても、同じ漢字からはじまる熟語ならばOKです。
読み方に惑わされず、想像力をいっぱいふくらませて、熟語を思い出しましょう。
このようなゲームをすると、お子さんが漢字に対する抵抗感をなくすことができます。
重要な事は、お子さんに無理やりやらせるのではなく、子どもと親御さんが一緒になって楽しむことです。
漢字しりとりで難しかった熟語が、新聞やニュースなどで使われていた場合は、積極的にお子さんに伝えて、身近な生活の中に漢字があるんだということを気づかせてあげましょう。
漢字学習を1つの勉強とするのではなく、身近にあるものを知っていくという姿勢で取り組むと、能動的に楽しく漢字を覚えることができます。
ぜひご家庭で実践してみてください。
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