【過去問分析】平成24年度 開成中学校 国語入試問題30のポイント

<H24年度 試験基本情報>

⚫試験時間:50分

⚫満点:85点

⚫問題構成
物語1題
漢字の書き取り問題

⚫設問構成
・記述問題4問
・抜き出し問題4問
・漢字4問

⚫出典:下村湖人『次郎物語』

⚫合格者平均56点

⚫全体平均49.7点

<開成中国語の10つの特徴と解く上でポイント>

・開成中は国語の問題構成が頻繁に変化する。

・比較的素直な問題も出題される。

全般的な国語の能力を問う問題が多いので、全般的な国語の能力を育成が必要。

・大問が事実上1題のみ。

4つの記述問題でどれだけ得点できるかが勝負

必要な要素を過不足なく答案に盛り込むことが必要。(構成力)

・記述問題では、盛り込みたい要素を如何に選びとるかが重要。

添削指導が最も重要

・過去問で練習することが非常に効果的。

<H24年度国語の20つ分析>

・長編で、12歳あたりの記述になっていた。

戦前・戦中の時代背景の理解が必要な文章だった。

・現代文学に慣れている生徒がこのような戦前・戦中の文章の読解が苦手な事もある。

・問一は抜き出し問題。開成には珍しい

・問一の解答が、記述問題のヒントになっている。

・以降の問二からは記述のパターンに従っていけば比較的簡単に解ける問題だった。

・気持ち問題、なぜ問題は難しいですが、(武蔵中のような)2012年の開成中はシンプルでした。

開成中は出題傾向が頻繁に変わるので対策はしづらい

・記述問題は字数制限は無いものの、例年に比べてスペースが少なくなっている。

・今年から問題用紙の形式が変わり、B4紙を2つ折りにした冊子形式になった。

・問3・4は解答欄が小さい。

キーワードの中で更に重要な物を吟味して記述しなければならなかった。

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