【過去問分析】平成25年度 学習院女子中 国語

《基本情報》

試験時間:50分
満点:100点
大問数:文章題:1題 漢字:1題

《平成25年度<A入試>》

◆出典 辻仁成『そこに君がいた』約4100字

【大問1】
問1 傍線①「負けず嫌いが全身から迸っていた。」とあるが、どんな点からそのように感じたのか、説明しなさい。(約60字)
問2 傍線②「うん、微笑み」とあるが、この時の一馬の気持ちを説明しなさい。(約40字)
問3 傍線③「口げんか道十段」とはどういうことか、説明しなさい。(約30字)
問4 傍線④「口げんかに勝ったという後味の悪さ」とあるが、なぜ口げんかに勝つことは後味が悪いのか、説明しなさい。(約60字)
問5 傍線⑤「うんと泣いてすっきりすればよかと。人生なんてそんなもんたい。これで二人の友情は本物になるとよ」という言葉は、「僕」のどのような戦略が表れたものか、本文の内容にそって答えなさい。(約65字)
問6 傍線⑥「この子にしてこの親か、やれやれ」とあるが、僕のどのような考えがわかるか、答えなさい。(約65字)
問7 本文中の(⑦A)(⑦B)には体の一部を表す語が入る。それぞれ漢字で答えなさい。
問8 傍線⑧「ここまで負けず嫌いだと気持ちがいいものである」とあるが、それはどうしてか、説明しなさい。(約80字)
問9 傍線⑨「一馬は警戒していた」とあるが、それはなぜか、答えなさい。(約90字)
問10 傍線⑩「一馬はきょとんとした顔で僕と母さんのやり取りを見ていた」とあるが、この時の一馬の気持ちを説明しなさい。(約60字)
問11 傍線⑪「母さんがね、この学校は僕には合わないって言うんだ。僕の人格を歪めるってさ」とあるが、一馬の母親がそのように考えたのはどうしてか、問題文から考えられることを答えなさい。(約100字)
問12 傍線⑫「僕もそう思うったいね」とあるが、僕も一馬と友だちになれると思ったのはなぜか、説明しなさい。(約100字)

《漢字問題》

【大問2】
2.次の傍線部のカタカナは漢字に、漢字はひらがなに直しなさい。
①寒さでキョクゲン状態になる。
②飛行機のモケイを作る。
③ゴミをヒロう。
④郵便をハイタツする。
⑤その事件のシンソウを知りたい。
⑥いいカゲンな答え。
⑦ハイイロのねずみ。
⑧カモチを船で運ぶ。
⑨ジキヒツのサインをもらう。
⑩テンランカイに行く。
⑪ザッシを読む。
⑫ギムと権利。
⑬それは正夢かもしれない。
⑭無下にことわれない。
⑮かわいい幼子。
⑯ボールが転がる。
⑰雨が夜半に降り出した。
⑱若い選手が台頭する。
⑲木の葉が黄ばむ。
⑳旅行して見聞を広める。

《平成25年度<B入試>》

◆出典 岩瀬成子『まつりちゃん』

問1 傍線①「自分の物差しで相手の暮らしぶりを見たりしちゃいけないのだ」とあるが、「わたし」の「物差しで」香山さんの「暮らしぶりを見」ると、どのように見えるのか説明しなさい。
問2 傍線②「ボランティア、してみようかなと、ふと思った。してみようかな、と声に出すと」とあるが、「してみようかな、と声に出」したときの「わたし」の気持ちを説明しなさい。
問3 傍線③「わたし落ちかけているのかな、と思った」とあるが、「落ちかけている」とはどのような状態であることなのか、説明しなさい。
問4 傍線④「ヘアスタイルとか、ネイルとか、タレントとか、ケータイとか、カレシとか、そういう話題もまぶしかった」とあるが、「わたし」はなぜ「まぶしかった」のか、「ケータイ」「カレシ」までカタカナを並べてあることに注意して説明しなさい。
問5 傍線⑤「香山さんの中から言葉が出てきた」とあるが、「加山さんが話した」のではなく、「香山さんの中から言葉が出てきた」と表現していることから、どのようなことが感じ取れるか、説明しなさい。
問6 傍線⑥「ときどき、そうなんですか、だけではいけないような気がした」とあるが、それはなぜか、理由を説明しなさい。
問7 傍線⑦「がさがさ荒らされるのが、やなの」とあるが、「がさがさ荒らされる」とはどのようなことか、説明しなさい。
問8 傍線⑧「古い毛布にくるまったみたいな心地よさ」とはどのようなものか、説明しなさい。
問9 傍線⑨「もしかして、わたしも、たまごになりかけているのかな、と思った」とあるが、ここで「たまごになりかけ」るとはどういうことか、説明しなさい。
問10 傍線⑩「わたしはおかしくなって、ちょっと笑った」とあるが、それはなぜか、理由を説明しなさい。
問11 傍線⑪「なんだか気持ちがゆらゆらしていた」とあるが、それはなぜか、理由を説明しなさい。
問12 傍線⑫「ときどき、ひび、入るんだ」とあるが、ここでの「ひび」が「入る」とはどのようなことか、説明しなさい。

《漢字問題》

2.次の傍線部のカタカナは漢字に、漢字はひらがなに直しなさい。
(カタカナ→漢字…12問、漢字→ひらがな8問 計20問)

☆難易度はそこまで高くはないが、訓読みで時折難しいものも出題されるので、きちんと漢字も学習しておくことが必要。

関連記事

  1. 平成27年度 法政大学中学 国語 分析と解説

  2. 平成24年度 都立白鴎高等学校附属中学校 適正検査 解説と分析

  3. 平成27年度 晃華学園中学校 国語 分析と解説

  4. 【小学四年生から始める中学受験】7冊のおすすめ「国語」問題集

  5. 平成27年度 桜蔭学園中学校 国語 分析と解説

  6. 平成27年度 成蹊中学校 国語 分析と解説

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。