桐朋中学校はどんな学校?~歴史・校風・教育方針などから見てみよう~

<桐朋中の基本情報>

⚫過去の名称
第一山水中学校

⚫設置者
学校法人桐朋学園

⚫設立年月日
1942年10月30日

⚫創立者
山下亀三郎

⚫共学・別学
男女別学(私立男子校)

⚫中高一貫教育
併設型(外部混合有)

⚫課程
全日制課程
単位制・学年制 学年制

⚫設置学科
普通科
学期
3学期制

⚫高校コード
13728G

⚫所在地
〒186-0004 東京都国立市中三丁目1番10号

 

<桐朋中の校風>

東大をはじめ、京大、東京医科歯科大、千葉大、横浜市立大などの国公立医学部への合格実績がある名門校です私立では慶應医学部にも合格実績を出しています。早慶の合格実績は200を越えます。進学率に関しては非常に誇らしい実績を持っていると言えます。多摩地区の都立トップ校が都立国立高校なら、私立の多摩地区トップ校は桐朋高校です。また、本校を語る上で欠かせないキーワードが「自由を愛し、自主性を尊重する」校風です。本校では、この自由を人間らしく生きるために最も大切にすべきものだと考え、校則というものはありません。
「アカデミックな香りのする授業」という柱を立てており、授業の80%以上を専任教員が担当することで、長期的な視点でカリキュラムを検討し、水準を維持しています。また、学習指導スタイルにも独自のこだわりがあり、数学なら、正解かどうかよりも、美しい解答になっているかという視点での考察を求めます。効率を重視していたずらに進度を早めることはなく、多くの自主教材を使用して、むしろじっくり時間をかけて、内容を深く掘り下げる教育を展開しています。国語では検定教科書の他に、実際に文庫本を手に取らせながら、深く読み込んでいきます。異なる解決策を柔軟に発見できる感性を養いたいという教育者の意思が感じ取れる教育方針です。この教育方針が間違っていないことは、優秀な進学実績が物語っているでしょう。しかし、現在は、残念ながら年々進学実績は悪化の一途をたどっており、2009年度の東大合格者数は過去最悪の20名。その他有名大学も以前と比べて半減しています。その分入学しやすくなったという面もあります。

<桐朋中の教育の特色>

知識の詰め込み、大学受験用の勉強ではなく、「どうしてそうなるのか」「どの解答が最も美しいか」といった、学業の奥深い所を学ぶスタイルです。授業の80%以上を専任教員が担当することで、長期的な視点でカリキュラムを検討し、水準を維持しています。
国語は、自主教材を使用し、定教科書の他に、実際に文庫本を手に取らせながら、深く読み込んでいきます。数学は、高校数学問題集などの自主教材を使用しています。教室には三面に黒板設置し、数学教育の効率化を図っています。高校新入生と桐朋中学からの進学者は2年次の2学期までは別課程で、そこで同一課程となると同時に理系クラスと文系クラスに分離します。英語はクラウンなどの教材を終わらせたのち、早慶レベルの過去問を独自に編集した問題集を用いて学習しています。このように、独自の学習スタイルを持っていて、高レベルの学習環境が整っています。

<部活動一覧>

【運動部】
体操部 バレーボール部  陸上競技部  テニス部  卓球部  バスケットボール部
野球部 サッカー部  柔道部  水泳部  剣道部  ワンダーフォーゲル部
空手部  バドミントン部  ラグビー部  スキー部  サイクリング部
オリエンテーリング部  ゴルフ部
【文化部】
生物部  地学部  化学部  ESS  美術部  文芸部  音楽部  写真部
交通研究部(鉄道研究会) 将棋部・囲碁班  コンピュータ部
同好会
パズル つり コーラス

<施設・設備>

図書館 LL教室 コンピュータ教室
グラウンド  野球場とトラックがある。隣には小学校グラウンドがある。
体育館  第一~四体育室まであり、中でも第三体育室は柔道用となっている。 他にも体育科教員室、トレーニングルームもある。
プール  冬以外は水泳部が毎日練習している。
プラネタリウム  桐朋祭ではここをつかった地学部の出し物が好評。
天文台 みや林  食堂  購買部 保健室 カウンセリングルーム

【偏差値ランキング】
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【入試情報】
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