【文章を読むとき、どこに線をひけばいいの?】線を引くべき10つのポイント

「文章を読むときは線を付けながら読むという習慣をつけましょう!」
なんてことを学校の先生や塾の先生から言われてたことがありませんか?

これはとても大切なのです。

そもそもどうして線を引きながら読まなければならないの?

率直な疑問だと思います。私自身、かつては線を引く意味がよくわかりませんでした。

では、なぜ線を引くのでしょう?

それは「文章の要点」をおさえるためです。

「文章の要点」って具体的に何ですか?

文章には、みなさんもお分かりの通り、必ず設問がついています。
その設問に答えるためのヒント、手がかりとなるのが「文章の要点」です。

実際にはどんな箇所に線を引けばいいのですか?

『文章の要点』がわかったら苦労しないでしょ!
と思う方もいらっしゃると思います。

その通りです。
「文章の要点」が文章を読んだだけで、
わかるなら設問を解くことなど簡単です。

しかし、「文章の要点」は意外と決まったパターンで出てきます。
そのパターンを知れば、「文章の要点」をつかむことは簡単です。

文章を読みながら以下の点に線を引く習慣を身につけ、
「文章の要点」が出てくるパターンを把握するように意識すると良いです。

見つけたら、線を引くべき8つの箇所

①筆者の意見・考えを述べている箇所。(論説文・随筆文)

②問いかけの文とその答えの箇所。(論説文・説明文)

③具体例の直前・直後の部分(論説文・説明文)

④「つまり」「このように」などまとめ・言い換えを表す言葉で始まる文

⑤逆接「しかし」「だが」の接続詞に続く文

⑥キーワードを含んだ文、また、それを言い換えた文や、説明した文など。
(キーワードは文中に繰り返し出てくる言葉と考えてよい)

⑦最終形式段落は全体のまとめになっている可能性が高いため、注意して読み、線をつける。

⑧具体例が複数の場合はそれらに共通する内容は何かを読み取る。

⑨主人公の気持ちを表す表現(物語文)

⑩その時の情景を表現している箇所(物語文)

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