平成27年度 晃華学園中学校 国語 分析と解説

平成27年度「晃華学園中学校の国語」の内容分析と時間配分

国語50分/100点

やや難しめの説明文、随筆文・物語文から2題に、慣用句やことばの用法などの知識問題という大問3題から構成されています。
読解は論理展開や要旨把握など、細部まで丁寧に読み解く必要があり、語彙力が必要です。

解答形式は選択式と記述式です。
そのため思考力・記述力が試されるテストになっています。

素材文の総字数は、6,400字程度。15~20分程度で読み終えたいです。
そして、残りの25分~30分程度を解く時間にあてれるとよいでしょう。
設問は、基礎的なものが多いです。
基礎的だからこそ、ケアレスミスは、致命的になってしまいます。

晃華学園中学校の国語攻略のための3つのポイント

■記述問題は、文章中のポイントをまとめることで対応が可能

記述は文章中のキーワードやキーセンテンスを意識してうまく組み合わせることで対応可能です。
また、完璧な解答を作ることができなくとも、部分点をねらえる。解答欄は必ず埋めること。

■基礎的な選択問題

晃華学園の国語は選択と記述からなっていますが、
圧倒的に選択問題が多くなっています。

しかし、レベル的には基礎的なものが多いので
しっかりと慎重に解き、正解を選んでいきましょう!

■基礎レベルの語彙問題

晃華学園の国語では語彙問題だけで大問が一つあります。
しかし、基礎レベルのものなので、得点を稼ぐポイントになります。

ここでのミスは極力減らし、全問正解する気持ちで挑むことが必要です。

[大問1 物語文]の詳しい内容解説とそれぞれの時間配分

問一 細部理解 <選択式><時間配分目安2分>
文脈を正確にとらえ、空欄にあてはめる。慎重に取り組みたい。

問二 内容理解 <選択式><時間配分目安2分>
直前の段落の内容を読めば、判断できる。

問三 言葉の意味 <選択式><時間配分目安1分>
二つの動作が並んでいる。

問四② 言葉の意味 <選択式><時間配分目安30秒>

問四⑤ 言葉の意味 <選択式><時間配分目安30秒>
文脈から類推できる。

問五 心情関連 <選択式><時間配分目安1分>
空欄直後から把握できる。

問六 場面理解 <選択式><時間配分目安1分>
傍線③以前の場面の中に、解答の手がかりがある。

問七 心情関連 <記述式><時間配分目安3分>
採点のポイントは、大きく分けて二つになる。

問八 心情関連 <選択式><時間配分目安1分>
基本的な心情関連問題。

問九 心情関連 <選択式><時間配分目安1分>
先生の気持ちを類推する。

問十 乱文整序 <選択式><時間配分目安1分>
丁寧に展開をおさえれば、得点できる。

問十一 場面理解 <選択式><時間配分目安2分>
傍線⑦直前の場面の内容もおさえる。

[大問1 随筆文]の詳しい内容解説とそれぞれの時間配分

問一 内容理解 <選択式><時間配分目安1分>
直後の内容に着目する。

問二 細部理解 <選択式><時間配分目安1分>
言葉の知識が問われている。

問三 内容理解 <選択式><時間配分目安1分>
人種差別という点に着目する。

問四② 言葉の意味 <選択式><時間配分目安1分>
知識が問われている。

問四③ 言葉の意味 <選択式><時間配分目安1分>
基礎的な内容。落としてはいけない。

問五 乱文整序 <選択式><時間配分目安3分>
指示語のつながりを意識して解く。

問六 内容理解 <選択式><時間配分目安1分>
基礎的内容。落とさないようにする。

問七 要旨関連 <書き抜き><時間配分目安3分>
分離と反対の状態を考える。

問八 要旨関連 <記述式 字数指定あり><時間配分目安3分>
同じ段落の内容を活用する。

問九 要旨関連 <選択式><時間配分目安2分>
それぞれの選択肢の内容を比較する。

問十 要旨関連 <選択式><時間配分目安2分>

[大問3 随筆文]の詳しい内容解説とそれぞれの時間配分

①~⑧ 漢字の書き取り <短答式><時間配分目安:3分>
基礎から標準レベル。すべて正解したい。

合格点平均点と分析

合格者平均点が72.9点。
漢字問題をすべて正解して、各大設問の誤答を二、三問におさえましょう。
そうすれば合格者平均点に到達できます。

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