先生から高い評価を受けやすい作文テーマ・題材に使えるニュース事例

ニュース①:「マララさん ノーベル平和賞受賞」

イスラム過激派武装勢力に銃撃されながら、一命をとりとめ、
女子や子供の教育の権利を訴え続けているマララさんは史上最年少の受賞した。
マララさんは受賞演説で、「なぜ戦車をつくることは簡単で、学校を建てることは難しいのか」、「すべての子供が学校に通えるようになるまで闘い続ける」と語った。

発展途上国の子供たちの教育環境の改善が、進みが鈍いことを指摘し、
各国の政治家に教育に力を入れるよう求めた。

・マララ・ユスフザイさんとは?

生誕:1997年7月12日
国籍:パキスタン

父親は学校の校長先生で、幼い頃から勉強環境は充実していて、将来は医者を目指していたそうです。
しかし、2009年に武装勢力のターリバーンによって、女性の教育を禁じられてしまいました。
そこで、マララさんは教育の必要性を匿名でネット上で訴え、世界中で話題となりました。

活動を広げていく中、本名を公開したことにより命を狙われてしまい、2012年にマララさんが学校から帰宅している時、襲撃され重体の大怪我を負いました。

この事件は世界中で報道され彼女の名前が知れ渡る事件となりました。
命の危険もありましたが奇跡的に回復し、襲撃に屈しずに教育の権利を訴え続け、
2013年にシモーヌ・ド・ボーボワール賞とサハロフ賞、
2014年には史上最年少でノーベル平和賞を受賞しました。

このニュースをもとに、人権について考えてみましょう。

・マララさん

自分の考えを、自由に発言すること
→みなさんも、自分の考えを制限されたことはありますか?
逆に考えを伝えてよかったことはありますか?

・世界の女性や子供

性別やお金持ちかどうかに関わらず、教育を受けられること
→当たり前に中学校に通っていますが、世界には教育を受けられない子もいます。
そのことについてどう思いますか?
どうしたら、世界中の人が学校に通えると思いますか?

ニュース②:「成人年齢、少年法適用年齢も引き下げ」

自民党は7月24日、選挙権年齢の引き下げに伴う成人年齢引き下げなどを検討する特命委員会(委員長・今津寛衆院議員)を党本部で開き、民法が定める成人年齢を「18歳以上」に引き下げるよう求める提言を、8月中にまとめる方針を確認した。

・少年法とは?

少年法の目的は「健全育成を期す」つまり、「きちんと更生して社会に復帰する」ことです。
非行をした未成年者(法律には女性も含めて「少年」となっています)について、家庭裁判所がどんな手続きでどんな処分をするか、を決めた法律です。

少年法は少年に対して更生の機会を与える役割となります。
少年法があることで、少年は犯罪の前歴が将来的な人生のハンディーとならずに普通の社会生活が送れます。
更生の機会を与えることが、再犯の予防して社会秩序の安定を図り、次の被害者を出さないことにつながります。

窃盗など多くの少年事件では保護観察、または少年院送致などの保護処分となります。
保護処分なら前科(有罪判決により刑が言い渡された事実)とはなりませんから、
例えば、公務員や弁護士といった資格取得に制限もありません。
少年時に事件を起こした人が更生して弁護士になるといったことも存在します。

もし、少年法を廃止して「全て成人並みの刑罰を与える」や「氏名等を原則公表」などとしたら、社会全体で考えると、犯罪は増加して治安が悪化する可能性があります。

少年法を廃止されると、全ての少年が事件を成人同様に裁かれることになります。
その場合、将来犯罪歴がもととなって社会生活に大きな支障が出る可能性があります。
更生の機会を与えないことで、資格取得など様々な面で支障が出てしまい、働くことさえも出来ずに、結局は窃盗などの犯罪に走らざるを得なくなる人が数多く出ます。

ただ、凶悪な少年犯罪が起きると、少年法への関心が高まります。
川崎市で中学1年生の男子生徒が少年グループに殺害された事件の際には、
「少年法を改正すべき」「少年法なんていらない」という声が多くあがりました。

このニュースをもとに、人権について考えてみましょう。

・犯罪を犯してしまった少年

名前や顔写真が公開されないこと
→少年が更生したあとの将来は守られているでしょうか?

・少年による犯罪の被害者とその家族

成人と同じ刑罰は加害者に与えられないこと(日本の場合、少年に死刑が判決されることはありません)
→少年だからといって、犯罪を犯した人を「更生の余地がある」として、厳しく裁かれないことを、どう感じるでしょうか?
加害者の情報は公開されない一方で、被害者の情報がニュースで取り上げられたり、流出したりすることもあります。
このことに対して、被害者やその家族は、どう思うでしょうか?

・犯罪を犯してしまった成人

名前や顔写真が公開されること
→なぜ、成人の場合は情報を公開するのでしょうか?
本人は社会復帰ができるでしょうか?
家族はどのように周囲の人からみられるでしょうか?

 

いかがだったでしょうか?

作文において、ニュースなどの時事的な内容を取り上げると高評価を受けやすいです。
※もちろん、内容がでたらめではいけません。

ぜひ、作文のテーマや題材で悩んでいる人は上記のニュースを参考にしてみてください。

関連記事

  1. 人権作文の頻出テーマ「子どもに関する問題」をわかりやすく解説

  2. 人権作文の頻出テーマ「男女共同参画に関する問題」をわかりやすく解説

  3. 人権作文の頻出テーマ「女性問題」をわかりやすく解説

  4. 作文コンクール入賞者の作品から考える良い作文の書き方とポイント

  5. 人権作文の具体的な書き方とその手順

  6. 【5分でわかいやすく解説!】作文でも頻出の「人権」ってそもそも何?

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。